002 清浄心院の縁起と宿坊

清浄心院の縁起と宿坊

 高野山真言宗別格本山。清浄心院(しょうじょうしんいん)は天長年間(八二四〜三四)に高祖弘法大師により草創され、初め喜多坊と称されますが、 後に勅命により現院号である清浄心院に改めたと伝えられています。なお所在地一帯は、当院の名にちなみ清浄心院谷と呼ばれています。

 一時衰えておりましたが平宗盛により再建され、寿永・元暦(一一八二〜八五)の頃には、滝口入道(斎藤時頼)が来住しました。 徳川時代には院領高三五石、上杉謙信、佐竹義宣などの諸大名が檀家となりました。その縁は深く、上杉謙信の祈願所、佐竹家の菩提所としての 役割を果たしていました。また、奥之院にある上杉謙信霊屋一棟(国指定重要文化財)は当院の管理によるものです。当院は、その名の如く清浄を極め、簡素にして優雅、高野山の伝統的な大釜のある台所など、 総本山金剛峰寺の参考となったと言われる建築様式を今に残しています。

 御本尊廿日大師像は、承和二年(八三五)三月二十日、入定を明日に控えた高祖弘法大師により彫刻され、 像の背後に「微雲管」の三字が書かれていると伝わっています。 現在は秘仏として、毎年本尊の縁日(現在の四月二十日)のみ御開帳となります。この法要に合わせて全国から参詣者が群集します。
 寺宝に運慶作の阿弥陀如来立像、中将姫筆の九品曼荼羅、当麻建立之図(以上、重要文化財)などがあり、門内の名木傘桜も見所のひとつです。 この傘桜には、太閤豊臣秀吉が花見を催したという逸話も残されています。

 高野山にある寺院は約117カ寺。そのうち参拝者が泊まることができる「宿坊」を兼ねているのは約50カ寺で、当院はその一つとなります。もともと宿坊は一般の宿ではなく、僧侶や檀信徒が信仰を目的に泊まる場所ですので、僧侶たちの日々の修行や高野山の日常を間近に感じられる空間です。
 宿坊の食事は精進料理。仏教は殺生を禁じているため、肉や魚はもちろん、匂いや辛味の強い野菜を使用しない料理です。ミシュランガイドにおいて長年星を獲得し続ける料亭『味吉兆』が監修し、高野山麓のお野菜を使った優しい味わいが特徴です。
 また、高野山の塔頭寺院ならではの「朝勤行」にも自由にご参加いただくことができます。寺院の朝を体感できる、宿坊ならではの体験を味わっていただければと思います。
 清浄心院の大きな特徴は毎日護摩行を執行しているお寺ということです。毎日午後1時から鳳凰奏殿にて行いますのでぜひ参加されてください。チェックイン前でも、翌日でもどちらでも構いません。祈願を書いた護摩木を持ち、炎に投じていただくことができます(状況によってできない日は僧侶が代わりに投入)。
 また、ランチのみのご予約も受け付けております。ランチも『味吉兆』監修による精進料理を味わえます。(護摩行付き)。二の膳(10品+胡麻豆腐)3,750円/三の膳(13品+胡麻豆腐と高野クレソンの鍋)5,400円

※宿坊のご利用をご希望の方は、下記の宿泊・ランチの予約ページから空室状況についてご確認ください。

ふすま仕切りの部屋
ふすま区切りのお部屋
お一人様 (一室2名以上) 13,200円〜
※上記金額の差は、お出しするお料理の差となっております。
壁仕切りの部屋
壁区切りのお部屋
お一人様 (一室2名以上) 15,400円〜
※上記金額の差は、お出しするお料理の差となっております。

◎お食事は全て精進料理になります。
◎各お部屋に、タオル・バスタオル・歯ブラシ・浴衣・丹前(冬季期間中)をご用意しております。
◎ご宿泊予約はお早めにお願い致します。ご宿泊間近のご予約になりますと、お部屋のご希望等、添えない場合があります。
◎昼の膳も承っておりますので、ご予約時もしくはお立ち寄りをご検討の際は、ご連絡くださいませ。
◎役僧の法話等に関しましては、混み具合により承ることが出来ない場合がございます。ご了承くださいませ。

交通アクセス

当院へのアクセス方法についてご紹介いたします。

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お問い合わせ

寺紋

高野山 別格本山 清浄心院

〒648-0211
和歌山県伊都郡高野町高野山566番地

TEL 0736-56-2006(代)
営業時間:9:00-17:00
年中無休


当院へのお問い合わせは、お電話にて承ります。